妄言のオンパレード

流れ星の話を読み返してみて、ディールイン~と設定被ってんなぁと思ったことがありまして。
っていうか、よく考えたらLastmessageもなんですけど。
とにかく手紙を書かせるのが好きなのね~。
というのも、メールとか電子でのやりとりになると、それを確実にその人が書いたっていう確証を持つのって難しいじゃないですか。その人の端末から送られてきたって言ってもその人が打ったかどうかわからない。口調のくせとかもマネできるし。そう考えると手書きで残すって大事なんじゃないかな…と。色んな異論反論もあるかとは思うんですが、私はそう思っていて。
どんなに文明が発達しても、手書きの字っていうのは「人」を現す最たるものなのかなぁなんて。
思いながら…、なんて書いてあるのかさっぱり読めないけど確実に自分が書いたなこれっていうのだけはわかるメモ書きを眺めています。なんて書いたんだお前。

プロット?になる前の覚書?をノートの切れ端とかラクガキ帳の端っことかに殴り書きをしてそれをかき集めて話をまとめていくことがよくあるんですけど。ホントにその文字が汚すぎて読めない。
描きたい話が何個かあって、その一つがたぶん、レオ君がスティーブンさんに「僕とクラウスさんがあなたの目の前で崖から落ちそうになってたら、どうしますか?」って質問する話。そう書いてあるっぽい(笑)
解読できたら描いてみたい。たぶんスティレオとは何ぞやの根底を探る話っぽい。私のとこのスティーブンさんは、「そんなのクラウスが君の事を担いで自力であがってくるだろ、僕の出番なんてないよ」って言ってる(笑)
なんかこう、お互いにヤキモチ妬いてる感。
あとお互いが自分のものにならないって自覚して、思い出をつくりたいって言いだすスティーブンさんの話とか。これも途中までネーム描いた気がするんだけど、どこいったかな…。

というのも、やっぱり個人誌はあったほうがいいだろうかと思って少ないページ数で描けそうな話を考えている。でもどれもシリアス風味ばっかりで、なんかもっとライトなもの描けないのかしら自分…。可愛いお話とか書いてみたくてメモ漁ってるんだけど、そんな話がどこにも見当たらないっていうかその前に読めない…。


ついでの話。
ティーブンさんは私の中では「ヒーローになり損ねた男」なんです。本当はヒーローに憧れていたけれど、それを体現するようなクラウスさんに出会って自分は向いてないと諦めた。でも諦めきれなくていつまでも夢をみていて、その理想をクラウスさんに重ねている。そんな印象。だからクラウスさんにはそのままでいて欲しい。(実際はそうではないと思いますけど、クラウスさんを神聖視する一方で誰よりも一人の人間として接してるし。いい部分も悪い部分もちゃんとあるってわかってる、まさに親友ですよね。だからこれは、一ファンの考察ではなく、二次創作してる人間の妄言です。そうだったらいいなぁみたいな)
そんなヒーローを諦めたスティーブンさんにとって、レオ君は自分をヒーローにしてくれる相手なんじゃないかなって。世界のためのヒーローじゃなくて、君にとってのヒーロー。またミスチルかよって誰かのツッコミが聞こえる。
私はたぶん、スティレオを描くとき、レオ君にとってスティーブンさんはヒーローだと思って描いてる。流れ星とかは特に。ライブラのために裏で色々とやってるし、それをレオ君も薄々気付いてるけど、でもスティーブンさんはレオ君にとってのヒーローでありたい。それはままごとのようなものかもしれないけど。きっと子供のころのヒーローごっこと大して変わりないものだろうけど。世界の希望になるような、そんな存在にはもうなれなくても。でも君が隣で笑うたびに誇らしい気持ちになるんだ。っていうスティーブンさんを描きたいんだと思う。だからと言ってレオ君がヒロインってわけじゃなくて。なんていうの?レオ君もそれこそヒーローに憧れる少年なんですよ。だから二人だけの箱庭でままごとをしてるような。お互いヒーローになんてなれないって理解しながらそうありたいっていう気持ちを尊重してるっていうか。わからん!なんていえばいいの!わかって!(無理)
なんかもう私これ書いてるだけで泣きそうになるんですけど、この泣きそうになる気持ちを誰にもうまく伝えられない。スティーブンさんって色々諦めてるとこあると思うんだけど、それがレオ君の前でだけ叶うっていうね。沢山の罪に対して罰を受けて許されることすらしなさそうな男がよ?罪を背負ったまま地獄に落ちるのも厭わないよって笑って言いそうな男がよ?レオ君がそばにいる時だけ幸せになりたいって思うんだよ…。今だけ夢をみさせて欲しいって思うんだよ。うわーーーん!!!(妄言です)
まぁ世間一般ではレオ君の方がヒーローっぽいっていう意見のが多いと思います。だから私はいつでも少数派なんです…。賛同してくれる方はお友達になって欲しい。いる気がしない。