ちはやふる

よがっだよおおおおおおおおおーーーーー!!!!!!!
めちゃくちゃよがっだぁああああああああ
上の句も下の句もめっちゃ泣きながら観たけど結びもずっと泣いてた……
なんだこの映画…なんでこんな最高の作品なの……
原作未読で映画でしか観てないんで原作派の方の意見はわかりませんけれども、
映画単体として三部作とっても素晴らしかった…
命のやりとりとかあるわけでもないのに、心震えて手に汗握って切なくなって
胸が締め付けられてほっこりしたりガッツポーズになったり笑えて泣けて…
すべての感情総動員される…
おばちゃん遠い昔に青春なんて置いてきてしまったけれど、
まさに青春…。
登場人物一人一人脇役に至るまでちゃんと魂入ってそこに生きてる。
その人生を生きてるって感じさせてくれる。全員大好き。
この映画はとにかく演出が素晴らしいと思うし脚本も素晴らしい…
全部素晴らしいとしかいいようがない。
何を語ればいいのかわからないくらいにすべてのシーンが素晴らしい…

でもこの映画は二度三度見るものではない気はする。
その一瞬が何よりの宝物。
とか言いながら上の句からもっかいみたい。
関わった人、その人の生き様、その人の言葉、仲間とのかかわり、一人が一人に作用するんじゃなくて、色んな人が色んな角度から励まされ気づき力を貰って成長してく、それが一人だけじゃなくてホントにみんながみんなだから素晴らしいんだよね…
それがつながっていく様が美しい。

興奮しすぎて何言ってるかわからん。
落ち着いたら感想書きたい。語彙力がないけど…


※ネタばれ注意
レビューを読んでて気づかなかったとこに気づいたりした。
過去から未来へ…しっかりと繋がっていく物語なんだね…
ホントにね、一つ一つのシーンに意味がしっかり込められてて、余計な語りはしないでも伝わってくるものが沢山あるんだよね…。あとカメラワークとか画の切り取り方とかホントにそこら辺の演出が見事。太一が一人居残ってた予備校の教室を出る時の手前からだんだん電気が消えて真っ暗になってくシーンとかすごい好き。みんな一人一人語りたいくらい好きなんだけど、やっぱり太一が好き。
イケメンで金持ちの息子で学年一成績良いっていうハイスペック持ちなのに、かるた界では凡人。けして天才ではないけど、努力家の秀才。でも幼馴染二人はほかのスペックはどうあれかるたは天才。太一は自分のためじゃなくてずっと千早のためにかるたを続けてきた。影で千早を見守ってずっと支えて努力してきた太一がね、ホントに好きでね。シャーペンの芯みたいにぽきっと折れちゃった太一がまた走り出すのがなぁーー好きなんだなーーー!! 千早は千早でいなくなった太一の存在がどれだけ大きかったのかっていうのをちょいちょい実感させる演出が素晴らしくてな…泣くわ…。太一の背中の大きさよ…。太一が戻ってきた時に無言で自分がしてたタスキを外して渡す千早と、それに書かれてる真島の文字に号泣ですわ…・最後に告白すんのかと思いきやまたもや千早の背中を押す太一…。お前どんだけやねん…。
チャンスのお話でドアノブがなくて開けれない時~っていう先生の話がまさかの上の句の千早との再会に結び付くとかね。最高かな?
あと私は机くんが次点で大好きなんだけども。上の句の机くんエピソードはめっちゃ泣いたけど、それからの机くんの成長たるや…。今回の机くんで好きなシーンは自分がテストの成績学年一位になったのに、それによって太一が成績落としてしまったことがわかった時の表情が最高に好きやねん。昔は一人で机にしがみついて勉強してるから机くんってあだ名だったのに、今はみんなに勉強教えてる姿を窓から千早がみてる(流れるシーンの一部として)とこも好き…。あと最後の試合で最初に負けてしまって顔を伏せてしまった時に、チーム戦なんて個人戦を5回やるだけでしょって言ってた筑波くんが盛り返そうと声を出してみんなの空気を変えた瞬間、顔をあげた時のあの表情ね…。最高ね。自分じゃなくても良かったんでしょ…数合わせだったんでしょって言ってた机くんが、後輩のために自分をチームから外して情報収集をかってでる、とかさ。さらっとやるけどさ、それホントに素晴らしいシーンですから…。そういうさらっとやるけど個々人の成長やチームの三年間の絆が垣間見えるシーンとかが随所にあってね…。泣くわ。
あと今回初登場の周防名人がまたくせのあるキャラだけど笑えるし可愛いし切ないし…。太一と周防名人の関係も良かったなぁ。きっと太一の存在が、なくなっていくばかりだと思ってた周防名人に未来を与えてくれたんじゃないかと思うと…。泣くわ。
あとは別枠でしのぶちゃん大好き。キャラが立ち過ぎている…好き…。

何おこがましい事いうてんのって話だけど、二次創作とはいえ作品を作ってる人間としてすごく刺激を貰った。ここまで美しく作品を紡ぐことが出来るんだって。こんなに人の心を掴んで震わせることができるものを作れたら最高だろうなって思う。物語や話って単語を使わないのは、あれはすでに物語とか話とかそういうストーリーを追うものではなかったように思うから。一人一人の人生がそれこそ縦と横の糸を紡いでくみたいに折り重なって出来上がった関係性の集大成みたいな…そんな感じ。

これは忘れないためのメモ書きです。
随時追加されていく。